FTR-510D 特定小電力中継器
屋外で特定小電力トランシーバーの通話範囲を拡大する中継器。 防水仕様の堅牢バージョン
対応距離
- 近距離
- 中距離
- 長距離
- 広域
無線機種類
使われている業種・シーン
特徴
・送信/受信の独立したアンテナで安定した通信を実現
・アンテナは送信・受信用を独立させ、それぞれに整合をとることで、 効率の良い送信を実現し通信エリアを確保します。 また、外部からの電波による抑圧などの影響を受け難く安定した受信を可能とします。
・防水性に優れた全天候型で、屋外設置に対応した 堅牢設計です。
・免許・資格・申請が不要で、特定小電力トランシーバーと同様にかんたんに導入ができ、容易に通話エリアの拡張が可能です。
・屋外使用を考慮した堅牢デザイン
・駐車場や屋外イベント会場での使用を考慮した堅牢設計。防塵性・防水性の性能を示すIP保護等級67の試験、及び米国軍事調達規格であるMIL-STD-810Gの試験もクリアしております。
・新アーキテクチャで実現した高感度設計
FTR-410D 同様、新設計により高感度を実現。今まで以上に広いエリアで安定した通信を提供できます。
・カーバッテリーを利用した仮設運用も容易
・DC12V~24Vで動作するので、カーバッテリーでも使用が可能。 工事現場などでの仮設運用にも対応ができます。
・送受信独立したアンテナで通信の安定性を確保
送受信のアンテナをそれぞれの周波数に最適化することにより、通話エリア内での安定した通信を提供いたします。
・多彩なグループ設定が可能
特定の相手とだけ通信するグループモードは、トーン方式(CTCSS)で38通り、デジタル方式(DCS)で104通り設定可能です。他ユーザーからの安易な中継器へのアクセスや混信を軽減します。
・各種設定をスマートフォンなどで簡単設定
FTR-510Dには設定用無線LANが内蔵されているので、各種設定をスマートフォンなどで簡単に設定変更が可能、これまで以上に運用管理が楽になります。
中継器をLANケーブルで接続して、さらに通話範囲を拡大可能
中継器同士をLANケーブル(CAT5などのイーサネットケーブル)で接続することにより、中継範囲をさらに広げることができます。
・中継器未対応の無線機との通話
また、この中継器には単信モードも搭載されているので、中継器に未対応のトランシーバーとも通話することが可能です。通常は中継器無しで使用し、特定の場所(例:地下駐車場など)には中継器経由で連絡するような場合、に便利です。
仕様
仕様・外形寸法図
チャンネル数 | 27ch(半複信) 20ch(単信) 合計47ch |
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送信周波数 中継用(半複信) |
12ch ~ 29ch :421.5750~421.7875MHz 10ch ~ 18ch :421.8125~421.9125MHz (12.5 kHz ステップ 全27ch) |
受信周波数 中継用(半複信) |
12ch ~ 29ch :440.0250~440.2325MHz 1:440.2625~440.3625MHz (12.5 kHz ステップ 全27ch)0ch ~ 18ch |
送受信周波数 (単信) |
01ch ~ 11ch : 422.0500~422.1750MHz 1 ch ~ 9 ch : 422.2000~422.3000MHz (12.5 kHz ステップ 全20ch) |
送信出力 | 10mW/1mW以下 |
通信方式 | 半複信/単信方式 |
定格電圧 | DC12/24V |
動作温度範囲 | -30℃~+60℃ |
本体寸法 | 約(H)100×(W)150×(D)32.9mm(突起物含まず) |
本体重量 | 約310g |
この定格は性能向上のため予告なく変更することがあります。